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執筆者の写真訪問看護 ひだまり

冬に陥りやすい「季節性うつ」。どんな対処が効果的でしょう?

更新日:2023年3月6日

「寒いのが苦手。この季節になると気分が落ち込むな……」。こんな気分になる方は、もしかすると「季節性のうつ病」かもしれません。



・年末年始に食べ過ぎダラダラしてしまったせいか、身体が重い。

・寒いから外出がすごくおっくうで、誘われても行きたくない。

・甘いものや炭水化物が無性に食べたくなる。

なんて症状が続いていたら、要注意。これらが、「冬うつ」と言われる季節性うつ病のわかりやすい症状なのです。


「家を出るときも帰るときも、外は真っ暗」が原因?


「季節性うつ病」の原因は、まだはっきり解明されていませんが、日照時間が関係していると言われています。

冬場は太陽が出ている時間が短く、それに伴い、人が光にあたる時間が少なくなります。すると、神経伝達物質であるセロトニンが減って脳の活動が鈍くなり、身体のリズムが狂ってしまうのですね。

お勤めをされている方の中には、「この時期、家を出る時も帰る時も真っ暗」という方がいらっしゃるでしょう。これでは必然的に、日光にあたる機会は少なくなってしまいます。

そんなわけで、うつうつとした気持ちからなかなか抜け出せず、仕事も捗らない……なんて状況に陥りやすいこの時期。不調に負けないよう、ツボを押さえた対策をしておくことが重要です。


まずは「積極的に日光に当たること」を意識してみましょう。太陽の出ているランチタイムは外に出ることをオススメします。お弁当を持参されている方は、食後に数分だけでも辺りをお散歩してみてはいかがでしょうか。お弁当を買いに出る方や外食の方は、いつもより少し先のお店まで歩いてみるのもいいでしょう。

暖かい日には、ベンチやテラスで食事をするのも効果的です。日光にあたることに加えて、いつもとは少し違った空間で食事をしたり、食事の前後にちょっとでも体を動かすことは、とてもいい気分転換になります。



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